3DCG初心者ガイド:未経験者が最初にやるべき重要な4つのステップとよくある質問10選!

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この記事では、3DCGの基本的なプロセスと概念を紹介し、初心者がよく抱える疑問に答えていきます。3DCGは、映画、ゲーム、アニメーションなど、多くのメディアで使用される重要な技術です。ここでは、3Dモデリングテクスチャリングライティングレンダリングの4つの基本的なステップを解説し、初心者が直面する一般的な問題に対する疑問に答えていきたいと思います!

3DCGには上記の4つ以外にもモーション、リギング、レタッチなど様々なステップがあるのですが、まずはこの上記の4つステップは3DCGをやるうえでの最重要項目になっています。ですので初心者はまずこの4つのステップを理解し活用できるようにすることから始めていきましょう!

目次

3Dモデリング入門

モデリングイメージ

3Dモデリングは、コンピュータ上で物体やキャラクターを立体的に作成するプロセスです。これは、3DCG制作の最初のステップであり、基本的な形状から複雑な構造まで、あらゆるものを作り出す作業になります。MAYABlenderのようなポリゴンを割りながら作成するソフトやZblushのような粘土をこねる様にモデルを作成するスカルプト系のソフトなどモデリングをするためのソフトはたくさんありますが、基本的に最初はMAYAやBlenderのようなポリゴンを割りながら作成するソフトから始めるほうがいいです!

MAYABlenderはモデリングだけでなく基本的な4ステップやそれ以外のステップも大体なんでもこなせるソフトになっているので3DCG業界でもとても使われているソフトになっています!

テクスチャリングの基礎

テクスチャイメージ

テクスチャリングは、モデルに色や質感を付ける工程です。リアルな外観を作り出すためには、テクスチャの選択と適用が重要になります。またテクスチャを張り付けるためのUV展開なども行います。モデリングしたものをよりリアルに表現するためのとても大切なプロセスです!

最初は4つのステップの中でモデリングが1番難しいと感じるかもしれませんがある程度慣れてくると、このテクスチャリングの工程のほうが難しくなっていきます。細かい質感や反射率などをいじったり、作成するモデルのデータを軽くするためにテクスチャを使いこなさないといけなくなったりするので基礎をおろそかにしないようにしましょう!

ライティングの基本

ライティングイメージ

ライティングは、シーンに光を当てるプロセスです。光の方向、強さ、色などを調整することで、モデルやシーンの雰囲気を大きく変えることができます。ライティングは作品の世界観を表現する、作ったものをその世界に溶け込ませるプロセスになります。

ライティングは突き詰めれば詰めるほど沼にハマるステップです。自分はこの工程がかなり苦手である程度のものには感覚だけでできますが、よりよくしようと思うと永遠に試行錯誤することになりますw

ライティングについてや簡単に3点照明を作成できるMELを配布しているので詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

レンダリングの基礎

レンダリングイメージ

レンダリングは、最終的な画像やアニメーションを生成するプロセスです。これにより、モデリング、テクスチャリング、ライティングが組み合わさり、視覚的に表現されます。

ここまでの3つのステップを行い完成したものを画像や映像に書き出すところなのでレンダリングの関してはあまり難しいステップではありません。レンダリングボタンを押すだけでレンダリングできるので完成したものが書き出されるまで楽しみに待ちましょう!

よくある初心者向けQ&A

1: 3DCGを学ぶのに必要なスキルは何ですか?

基本的なコンピュータ操作ができること、そして創造性と空間認識能力があれば、3DCGを学ぶ準備は整っています。

とは言え、創造性と空間認識能力なんて自分にあるのかなんてわからないと思いますし、試行錯誤しながらやっていれば勝手に身についてくるのでとりあえずやってみることが大事です!

2: どの3DCGソフトウェアから始めるべきですか?

BlenderやMayaなど、初心者向けのチュートリアルが豊富にあるソフトウェアを選ぶと良いでしょう。私はMAYAをメインで使っていますがかなり高額なので、MAYAを学生版などで使えない場合は無料で始められるBlendrから始めるのがいいと思います!

未経験から3DCGを始めるにあたってMayaとBlenderどっちを使うのがいいか?についてどちらも使っている私自身の実体験をもとに解説しています。詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

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3: 3Dモデリングで最も重要なことは何ですか?

形状と比率を正確に捉えることが重要です。基本的な形から始めて徐々に複雑さを増していくことをお勧めします。またモデリングだけでなく、形状と比率を正確に捉えるためにデッサンなどを行いトレーニングすることも大切です!

デッサンについてはこちらの記事を御覧ください!3DCGモデラーになるにはデッサンは必要なのか?などについて書いています!

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4: テクスチャはどのように選ぶべきですか?

テクスチャは、作成したいオブジェクトの質感や外観に合わせて選ぶべきです。リアルな質感を求める場合は、高解像度のテクスチャを使用すると良いでしょう。

私が使っていた高品質のテクスチャ無料配布サイトを紹介しています!始めたばかりの自分でテクスチャを作成するのが難しい人や自然物のテクスチャを作るのが面倒くさい人などにおすすめです!

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5: ライティングで最も注意すべき点は何ですか?

光源の位置と強さがシーンの雰囲気を大きく左右するため、慎重に調整する必要があります。またライトの種類によって特徴があるのでそれらを覚えていくことで効率よくライティングを行うことができます。

6: レンダリングの時間を短縮するにはどうすれば良いですか?

レンダリング設定を最適化することや、不要なディテールを省くことで、レンダリング時間を短縮できます。あとは純粋にPCのスペックを上げることもレンダリング時間を短くすることができます!

MayaでレンダリングをやるならCPUを、BlenderでレンダリングをするならGPUの性能を上げるといいですよ!

7: 3DCGアーティストになるにはどのような経路がありますか?

専門学校や大学で3DCGを学ぶこともできますし、オンラインコースやチュートリアルで独学することも可能です。

ですが独学だけで3DCGのアーティストとして就職するのは難しいので一度専門学校やオンラインスクールで学ぶことをおすすめしています!

もし専門学校に入ろうと考えているならこちらの記事をぜひ見てみてください!専門学校の選び方から、専門学校のメリットデメリットを紹介しています!

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8: 3DCGの仕事を見つけるにはどうすれば良いですか?

ポートフォリオを作成して、オンラインで共有することで、仕事の機会を見つけることができます。
SNSやクラウドソーシングサイトで仕事を探すのが一般的です。

SNSやクラウドソーシングサイトで仕事を探す形になると思いますが、3DCG未経験や学生の間から仕事を得るのはかなり難しいと思います。それでも仕事をとる方法や選ぶべき仕事について解説しています!

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9: 3DCG制作において最も楽しい部分は何ですか?

自分の想像力を形にできることが、3DCG制作の最も楽しい部分です。

10: 3DCGを学ぶ上での一番のアドバイスは何ですか?

実践を重ねることです。多くのプロジェクトを手がけることで、スキルを磨き上げることができます。あとできるだけ短くてもいいので毎日作業を行うことです。身に着けた感覚を忘れないように初心者ほど毎日作業を行うことをおすすめします!

まとめ

3DCGは、創造性と技術が融合する魅力的な分野です。この記事が、3DCGの基本を理解し、初心者が一歩を踏み出す助けになれば幸いです。他にも質問等あればコメントしていただければと思います!3DCGの旅を楽しんでください!


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